青柳いづみこ/著『グレン・グールド 未来のピアニスト』を少しづつ読み進めている。
昨晩読んだページに、タイムリーにも暗譜のことが書いてあった。
グールドが少年時代に、発表会で暗譜が飛んでしまったことがあったそうで、その時の先生が暗譜の方法をグールドに伝授したそうだ。
「楽譜を読め」読んで理解すれば弾かなくても暗譜できるらしい。
実際に、グールドは弾いたことのない曲の楽譜を渡されて数時間後、見事にピアノを弾ききったそうだ。
凄すぎる。
私には何の参考にもならないけど。笑
天才ってそういうものなんだね。
今日、録りためていたTV録画の中の、カルテットをする若者のドキュメンタリーを見た。
4人ともそれぞれいろんなコンクールで賞を取ったり、外国に音楽留学しているようなすごい人たち。
その中の第一バイオリンの男性が、「子供の頃からバイオリンを弾くことに対して、困ったことがない。」すぐに思うように弾けたのだという。
はあ、やっぱり天才ってそういうものなんだね。
私みたいに凡人どころか、それ以下のおばさん初心者には、想像もつかないよ。
パッと見て(聞いて)、さっと弾けるわけでしょう?
羨ましいなあ。
弾きたい曲がどんどん弾けるんだよ?
そういえば、『未来のピアニスト』の中で、どこかの有名なピアニストが「生まれ変われるとしたら?」と質問されて、「グールドの手を持って生まれたい」と言ったらしい。
うわ〜、私も!私も!って思っちゃった。笑