この度私は、村上春樹作品に3度目の挑戦をすることにした。
1度目は25歳の時、あの赤と緑の鮮やかな装丁の『ノルウェイの森』。
単行本を上下巻まとめて買ったのに、上巻を数ページ読んで挫折した。
2度目は10年前、今度は買っても読めないともったいないので、図書館本『1Q84』。
これまた、数ページしか読んでいないのに、貸し出し期限(2週間)がやってきた。
新刊の発売日にはハルキストと呼ばれる人たちが、誰よりも早く読みたいとこぞって本屋に走る姿が報道されていた。
ハルキストの気持ちを私も共感したい、とういうか、村上春樹の小説に熱狂する人々の気持ちがわからないなんて損をしているような気さえしてくる。
なのに、完読さえできない。
退屈なのだ。
もし、無人島にでも流れ着いて、村上氏の小説を読むしか他にやることがない状態になれば、読めると思うのだけど、他にやることがいっぱいあるような状態で彼の小説を優先順位1位にすることができない。
ところが先日、TVで渡辺満里奈さんがおすすめしていた『ねじまき鳥クロニクル』にとても興味を持ってしまった。
ついに、3度目の正直となるか?
今回は、中古本で勝負する。笑